FC2ブログ
この大きな空に淡く景色を描けたら…小さな心、空に捧げて。
<
2007-10-23 Tue 21:35
風は答えを知っているようだった
どこで答えを知るのかは分からずでも

その風に当たったコスモスは
風が来るたび
風に合わせて揺れて
大きな木はここぞとばかりに
強い風に耐えた

小さな虫たちは
飛ばされても飛ばされても
前に行こうとした

鳥は風のリズムをつかんで
すいすい流れるように舞った

私は…ただアスファルトの道を歩くだけ。
風は
ふと立ち止まった私のまわりを流れていく

私なら…
どうするだろうか

風に舞えるのなら
私は空に乗るだろう
強い根を地に張っていれば
私は耐えるだろう
何かにたどり着かなくてはならないのなら
私はどこまでも進み続けるだろう

…けれど、どれができる訳でもなく

歩けるだけ。

だけど歩けることはすごかった
止まっていることも
動くことも
しゃがむことも
ジャンプすることも
何でもできるから
だから…

歩くのが怖いなら
歌いながら行こうか
立つのが怖いなら
顔を上げてみようか
目をつぶるのが怖いなら
世界をそっと静かにさせようか
風は私よりも知っている
決して教えてはくれないけど
だけど私はその風からひとつ知るんだ

…答えはあるのかもしれないと。

目の前が真っ暗なときにでも
風がそっとそのことを教えてくれるんだ
スポンサーサイト



別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
たいよう
2007-10-20 Sat 18:06
厚い雲に覆われた太陽
暗くて昼間だけど何処か淋しくて。

でもやっぱり太陽は惑星のおうさま。
雲のすき間から顔を出す
顔を出しただけでは止まらない、太陽。
あらゆる方向に光というシャワーを
照らしていく
その光を
コスモスが
もみじが
受け取った

夏ほど強くはなく
今は秋と言うことを知っている太陽
空っぽの心の中にも
小さな頭の中にも
大きなものの中にも
優しく光は届いて
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
言葉
2007-10-12 Fri 01:30
そういえば少し前に
本当に何の特別な場所でもない
さりげない場所にね
ある言葉が
ふわりと浮いていたんだって
で、言葉だから
誰かが誰かのために
作ったものだったんだ
でもその言葉を作った人はその場から
去ってしまって
言葉は仕方なく
作った人の想いを「その人」へ届けるために
長い間、待つことにしたの
その言葉を作った人は
言葉を大切に使っていたから
言葉は恩返しも兼ねていたのかもね
言葉は辛抱強いの
大切に使っていると
本当に柔らかく囁いてくれるから
あるとき
「その人」と
言葉は出会った
やっと出会えた
それは寒い夜だった
マフラーもコートもなくちゃ
歩けない夜で
言葉はぽっと灯を「その人」へ照らして
そっと光で包んだ
「その人」は寒さで冷え切っていて
今にも泣きそうな顔をしていたの
どうして誰も声を掛けなかったのか不思議なくらいに
そっか…
誰にも気づかれないように
下を向いて歩いていたんだ…
言葉は心からの優しさで
「その人」を包んだ
その人は久しぶりの温かさを感じた
昼間言われたことや
以前の誰かのどす黒い心無い言葉の苦しさ
少し薄くなったみたい…
涙を溜めつつもちょっぴり微笑んでくれたから
言葉は嬉しい反面
悲しかった
いったいどうして
こんな言葉が溢れかえっているのだろう…?
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:2 | top↑
2007-10-11 Thu 00:39
雨が流れ込み
さむい国の氷が溶け
たくさんの水は
大きな大きな「あお」へなっていく

陽が沈みかける美しい風景
「あお」がオレンジへと変わるけれど
そこに立った誰かは
その色が変わったことに気づくことなく
ひたすら涙こぼした
どこにも持っていけないほどに
ずっしり思いを抱えていて
その思いは破裂しそうだった

海はただ見つめるだけ
誰かはひたすら泣くだけ

でもその大きさに
何か感じて…
思い 少しあたたかくなった
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
ハープ
2007-10-04 Thu 19:52
手をなめらかな楽器の上に触れてみた
そうして手を薄い色の糸に
水が重力に従って流れていくような糸
その糸に手をそっと置くと
ポロンと音が鳴り響くの

綺麗な音だから
笑顔になるはずだけど
音が何も壊れてなどいないから
真っ直ぐすぎるから

なぜか涙があふれて
ハープの糸と同じように
下に落ちていく
眼からの雫

でもその音を聞きたくて
手はずっと鳴らし続けた

ぽろん
ぱろん
ぽろろん

胸の奥がくすんとなった心は
それだけのことで
暖かさを感じてる
静かな暖かさを感じてる
たったそれだけでも
自分には「たった」にはならない

静かな空気を
静かな暖かさを
抱きしめるように
そっとそっと鳴らし続けて…
せめて今だけは
今だけは
この音を聴かせて…
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
平均台の上
2007-09-30 Sun 18:47
平均台に
ふっと右足をのせた
そしてすくっと体全部を
平均台の上へ
両手を広げ
少しくらいなら傾いても大丈夫なように
一歩一歩歩いていくけど
多分一度くらい
両手では抱えきれないくらいな
大きな振動が来るでしょう
そのときは落ちてしまうことも

私は何度落ちたでしょう
でもどうにか上がってこられたようで
今ここに立ってる
また落ちてしまっても
上がるために頑張りたいな
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
If I…
2007-09-30 Sun 02:10
If I live the Earth alone,
what should I do to come back people?
If I am a queen,
what must I do for peace in the world?
If I love you,
what can I do that you don't feel sad?

もし私が
地球上にたった一人で生きているとしたら
人を戻してもらうために何をしたらいいのだろう?
もし私が世界での女王だとしたら
世界の人を幸せにするために何をすべきなのだろう?
もし私があなたを愛していて
あなたが苦しまないようにするには何ができるのだろう?
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
2007-09-28 Fri 16:50
私はあるとき
種をいっぱい両手に抱えて
土の広い広い畑の前で
途方にくれていた
…どういう順でこれらをまこうかと
綺麗に一直線にまくか
何か図形を描くか
そこは広い広い畑だった
まる1日立ち尽くす
よし。
そんな形の上に種をまかなきゃいけないこと、
ないよね。
じゃあ…
君は太陽が好きだからここ。
君は太陽より水が好きだからちょっと日陰になる時間のあるここへ。
君は…強い芯を持っているからここ。
隣に仲間が居るから
きっと乗り越えられるよ
君はここ。
君はあそこ。

小さな種たち
これからどんな花を咲かせるのか
どんな実をつけるのか
楽しみで。
いつかこの種が
きれいな姿になっていくのが
楽しみで。
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
対話
2007-09-26 Wed 00:22
胸の中で
何かが轟く音がする…
何の音か分からなくて
医者に行ったって
お医者さんは首をかしげるばかり
母に聞いても
分からないとすぐに言われた
ごぉっと心の中で音がする
音の正体を知りたい

…そんなお前へ教えてやろう
俺のことを
それはお前の心からお前自身への
メッセージさ
お前が怒りを感じるときは
めらめら音がして
お前が楽しいときは
川のせせらぎの音になる
分かったか?
ごぉっという音は
それが全部混ざっているんだ
そんなに混ぜなきゃいけないことはないんだからな
お前が元気でいるように
俺は頑張るが
ちょっとお前は休んでこい
寝てきた方がいいだろう

そんな風に教えられて
いつしか気持ちよく寝ていたんだ
きっと寝ている間
心は川のせせらぎの音に変わったのだろう
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
オルゴール
2007-09-24 Mon 23:25
オルゴールは優しかった
歌の切なさを
歌詞のことばを
ゆっくりゆっくり教えてくれた
ものの尊さを話しかけてた

幸せも
悲しさも
作者の想いも
辛さも
全てを

私のために
ゆっくりゆっくり話してくれた

ものを分かるのに時間がかかる私
でも伝わったよ
気持ちが

ゆっくりで良かったの
教えてくれたんだ

誰かが言っていることに理解するのに
時間がかかる私
その人をきっと
苛々させてしまうのでしょう…
申し訳なくは思うけれど
早いのはダメみたい

オルゴール
待ってくれたんだ

そしてそのメロディに
心が温まっていく…

いつしか涙がこぼれていた
別窓 | 詩・ポエム(編集済) | コメント:0 | top↑
| 空に心溶け込んで | NEXT

リンクサイトのみなさまです☆

「☆」マークが最初に付いているリンクの方は詩を書かれている方々です。みなさん素敵な詩、綺麗な詩を書かれているのでぜひぜひ行ってみて下さいね。きっと何らかの暖かいメッセージに出逢えるでしょう…。

カレンダー

09 | 2019/10 | 11
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

QRコード

QRコード