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彼女Ⅰ
2007-11-11 Sun 20:12
こんばんは。さっそく連載スタート!!となります。

続きから『彼女』の小説になるのですが、えっと…初めて、ですのでちょっと分かりにくい部分が多いかもしれません。描写をきれいにしたいなぁと思って作ったのですが…。

なかなか形にするのは大変です。詩より大きいのもあるとは思いますが。。。

ではでは続きよりスタート!!


















彼女は何もしたくなかった。何も聞きたくなかった。何もかもがなぜかどうでも良かった。

そんなことを思う日が彼女の中でこのところ続いていた。

だから最近学校から帰ってくると、彼女はMDとイヤホンを常に持ち、電池と時間が許す限り聞いていた。
好きなアーティストの曲の数々であるのにメッセージも何も耳には入らなかった。

耳はガンガンするし、お陰で頭にも響いている気がする。彼女の母は最初は、音楽ばかり聞いて…と小言を言っていたものの、彼女が軽く流しているうちにもう言わなくなっていた。

そしてそんな彼女は今自転車に乗っている。家にいるのさえ嫌になり、どこかへ行ってこようかなと思ったのだ。
行き先などは何も決めていない。全てが分からない渦の中で、自転車で別の場所に行くことが今の彼女のはっきりとした柱だ。

今の彼女は別のことを考えていた。

…なんで自分の好きなアーティストなのに曲が何も耳に入ってこないんだろ?

彼女はひたすら考え出した。自転車はしっかり障害物などをよけながら走っているので他の人には自転車に乗った少女に過ぎない。


この歌手を好きになった訳って何だっけ?

それは…

それは…

で、それは?

頭が『自分』にうながしている。

MDの曲が次の曲に移った。前奏が流れ出す。静かなピアノとギターの音が歌手が伝えたい切なさに織り込まれてゆく。

あ、思い出した。

この曲を初めて聞いたんだったなぁ。

ある人に勧められた。その人はきっと何気なかったのだろう。
それは幾つも前の月のことだった。確か手にホッカイロを持っていたから冬の日だろう。何人かの友人と話していた。

あるCDショップの前を通るとバラードが流れている。その人は立ち止まった。

『俺、この歌手が好きなんだよなぁ』
その人は言った。別の友人が
『これ?結構古いじゃん。』
彼女はその歌手を知らないのであった。他の人はほんと古いよーなんてからかいながら歩き出した。
彼女は止まったままそのメロディを聞いてみたけど、自分の知らない声だった。
『え、この歌手…誰?』
彼女はその人に尋ねた。

彼は本当にそのアーティストが好きらしかった。いつ頃からそのアーティストがデビューしたとかどの曲が俺は好きとか…たくさん話していた。
「へぇ…いい歌手だね。」
彼女は素直に思った。そうしたら次の日に彼はそのアーティストが歌っているCDを学校に持ってきて貸してくれた。CDショップの前で聞いた曲も収められているCDだった。

彼女は家に帰ってMDに録音したのであった。





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