この大きな空に淡く景色を描けたら…小さな心、空に捧げて。
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彼女Ⅲ
2007-11-23 Fri 23:18
こんばんは。とても時間がかかってしまいました(汗)

携帯で保存していたときとけっこう変えている部分があり、その編集に時間がかかるんですよ…。ちょこちょこ変える作業も楽しいことは楽しいのですが。なかなか難しいな。だけど…小学校のときに「将来作家になりたいなぁ」なんて考えていた時期もあるくらいなのでとてもいい経験になります。

そういえばさっきは書かなかったんですけど、そろそろ期末テストが近づいています。今回は早く始めなくちゃなぁ。この三連休が明けると小テストが始まります。古典、数学、英語…。

あともう一つ。来年文系に行くことは決まっているのですが、そのなかで理科を一つどちらか選択しなくちゃいけないんです。

化学と生物。どちらもあまり得意でない私にはちょっとした問題です。


では…そんなちょっとしたプロブレムの後に。続きにて彼女を公開します!



そんなことを思った直後のことだった。

あ、曲が飛んだ…

そう思うと同時に彼女は自転車と共に土手を転がっていった。



目を開けて彼女は辺りを見渡した。
彼女は危うくも河辺まで転がっただけで川に落ちたわけではなかったのだ。
MDも同じ状態で土の上に放り出されていた。

川に落ちなくて良かった。よおし、自転車を起こすか。
MDを拾い上げ、そう思ったとき。

『大丈夫か?』

聞き覚えのある声がした。あ。彼ではないか。『噂をすれば』とはこのことだろうか。頭の中での噂を噂というのであれば。

「だ、大丈夫。奇遇だ、こんなところで。久しぶり。」

数少ない希望…というと少し変だが、そんな彼女の希望が叶ってしまい、少しばかり彼女は焦っていた。

『確かに久しぶりだよな。最近話してないしメールもしてなかったしなぁ。だけどさ、何でこんなところで落ちるんだよ?』

「え?」

急に話が戻ってしまった。
彼女は自分が落ちていったところとさっきまで走っていた道をくるりと見回した。

うーん…彼が疑問に思うのは当たり前でどこからどう見ても真っ直ぐな道で逆に転げようがない。

「はははは。本当だ。なんかぼーっとして運転してたのかも。何でこんなところでこけたんだろ?」

本人の目の前であなたのことを考えてました、なんて言えるほどの勇気は持っていない。それに他のことを考えていたのも現実で、それを言うことも何だかできない。言葉にできないのもあるし、これを言って自分がまた怒りを覚えるのかもしれないと思うと言うことがもっと出来ない気がした。

『ぼーっとって…じゃあ何考えてたんだよ?』

い、言えないよ。笑いで話題を反らした…つもりだったのに。彼はいつも鋭いんだよ。どうして?って尋ねたくなるほど。
でもやっぱり言うことはできない。そんな簡単に言えたら苦労しないって。

「大したことはないよ。眠かったのに近いのかな?そういえば何処へ行こうと思ってたの?」

『いつもこの時間くらいにここの川沿いをマラソンしてるんだ。それで。』

偉いなぁ。寒い日もあるだろうに。まだまだ彼女が知らないことがたくさんあることを示しているようだ。

「そうなんだ。気を付けてねー。あ、そうだ、今度同じクラスの人達と遊びに出かけるんだけど一緒に行かない?誘ってくれってその人たちが言ってて。」

『それいつ?』

「まだ決まってないんだよ。決まったらメール入れる…と思う。」

『思うって何だよー。まったく。じゃあな。気を付けろよ。』

苦笑しながら彼はまた走っていった。その姿は今の彼女にまた新鮮さを与えた。なんと清々しく去っていくのだろう。

少しばかりの安堵と転んだところを人に見られたという恥ずかしさが残る。

じゃあ帰ろうかな。

道の先を見つめた。さっきまでオレンジだった一面がだんだんと藍色に近くなっていく。
それでも雲一つない。きっと今夜は満天の星だろうな。北斗七星を探してみようか。

あのひしゃくで今の彼女は自分の気持ちをすくってほしいと切に思った。水のように流れ続ける彼女の想いを。

またMDの静かな曲をかけながら少しの間彼女は空を見ていた。








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